松本市アルプス公園 小鳥と小動物の森
園の展示に対する印象等はあくまで私個人の抱いたものになります。
展示の様子は撮影当時のものであり、現時点の様子と異なる場合があります。
ぜひ、実際に来園して確かめてみてください。
基本データ
所在地:長野県松本市
飼育タヌキ:ホンドタヌキ
開園:1978年(昭和53年)
松本市市制施行70周年を記念して、松本市アルプス公園内に開園
展示
タヌキたちが展示されているのは「タヌキの叢(くさむら)」と「小獣舎」。
園内は2025年現在展示施設の改修を行っており、タヌキの叢は改修後の展示場である。
タヌキの叢(くさむら)
その名の通り、生い茂るくさむらを再現した展示スペース。
三角形の敷地が斜面に沿って確保されており、高さを変えてタヌキを観察することができる。
2025.08 小鳥と小動物の森入り口から坂を下ったところ。
運が良ければ(タヌキの気が向けば)、タヌキに見下ろしてもらえるかもしれない。
2025.08 マミレさんに見下ろしていただけるのはたいへん光栄である。
全面アクリルガラスのため、とても見やすい。
2025.06 本日出勤のぷるる♀。
外の展示スペースは丸太や岩があり、タヌキたちが自由に過ごしている。
2025.06 たいらな岩の上でひなたぼっこするぷるる♀と、岩に溜まった雨水を飲むマミレ♀。
2025.06 丸太の中から知らない人間の様子を窺ううるる♂。
6月・8月に訪れた日は2日とも16時過ぎに給餌を行っていた。
終バスとの兼ね合いもあるが、活発なタヌキたちが見られるのでぜひ検討してほしい。
小獣舎
ハクビシン・タヌキなどが暮らしている。
2025.08 小獣舎。アー♀が1頭でのんびり過ごしている。
2025.08 写真はやや暗いが、この日は15時半過ぎに起きている様子が見られた(給餌があった?)。
2025.08 右奥に寝室らしきスペースがある。溜めふん場所は左手前。
その他タヌキ展示
山と自然博物館
松本市の山岳史資料や砂防の歴史、野生動植物について学ぶことができる。
2階の昆虫標本コーナーは圧巻。
1階展示室にタヌキの剥製標本が展示されている。
2025.08 1階展示室「里に息づく自然」コーナー。
2025.08 タヌキの剥製標本。ホンドタヌキなのかエゾタヌキなのかは書いていなかった。
おまけ
タヌキ探し
こんなところにもタヌキがいるよ。
2025.08 タヌキの顔出し看板があるよ。
2025.08 動物注意風なシルエット看板もあるよ。
資料
園内掲示
2025.08 小獣舎掲示物。
2025.08 小獣舎掲示物。
2025.08 タヌキの叢掲示物。
2025.06 タヌキの叢掲示物。手作りの出勤名札がかわいい。
参考
- 1989年出版 小鳥と小動物の森の飼育員さんを取材した職業紹介の図書。取材を受けた方がタヌキ担当だったため、表紙がタヌキ。山と自然博物館に蔵書あり。
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CiNii 図書 - 動物園の飼育係
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA31694178